風林火山の例えにもなっている動かざる山が、動くときがある。
地球が引っ張っている重力も、小さな磁石の力に負けて、鉄片は軽々と持ち上がる。
皆の力が集まって動かざる山にもなるし、また動く山にもなる。
決めているのは小さいかもしれないが、皆さん一人一人の力で、その方向が揃う様にまとまるときだ。
我々は、しっかりと自分の目でもの見なくてはならない。
我々は我々の手に政治を取り戻さなくてはいけない。
政治は国の、各自治体の金の使い方を決めるものであり、その金は我々の税金だ。自分の家の家計を考えてみれば、実感がわくだろうが、どのように月々の支出をするか、節約するか、収入を捻出するかを決めているのは他ならぬあなた自身だ。夫婦の喧嘩、親子の喧嘩の種にもなるものだ。もし女房が他の男の言いなりになって金を使ったら、あるいは亭主が他の女の言いなりになって金を使ったらどうする?それと同じことが国のお金の使われ方にもあるのだが隠されているのだ。
もし日本が米国の言いなりになって金を貢いでいたら、どうする?必殺仕事人の舞台か。
我々の習性として、日々の小さな変化には気がつかず、しばらく経って振り返ってみて大きな変化に気づくというものがある。20年以上も前に遡るが、中曽根首相とレーガン大統領との関係が取りざたされていたころであったが、貿易摩擦と称して日本の半導体産業が叩かれ、また米国の双子の赤字対策と称して日本国内産業(農業も勿論含めて)の構造転換を強いられ、輸入を増やす施策をしたのも事実だ。そして長い年月を経て、今はっきりと目に見える大きな問題に成長したのが、地方産業の弱体化ではないだろうか。そして産業の米と称された半導体産業も弱体化した。
税金の使われ方と規制が、地域コミュニティーに根ざした産業の活性化を阻害していることは明らかだ。産業だけではない、医療制度、介護制度、年金制度などにもはっきりと歪が見え始めた。
歪の解消に向け、徹底して税金の使われ方を追求し、その過程で官僚に任せ切の自民党政策立案体質を正し、一方で肥大化した官僚機構にぶら下がる目先の利益誘導型の規制を正さないと、国が滅ぶぞ。それこそ背水の陣を引かなくてはならない。ひと時もめた、道路公団民営化と道路特定財源の
使途はその後どうなっているのだ。マスコミは何故やりっぱなしを黙認する!不良債権対策に投じられた38兆円もの財政資金のその後はどうなっているのだ、銀行から我々国民への還元が何かあったのか?マスコミは何故やりっぱなしなのだ。
背水の陣内閣と称して自民党の存続のみに視線が向けられた福田内閣。しかし、政治家の視線は国の存続に向けられるべきだし、だからこそ、金の流れ・情報の流れ・物の流れのグローバリゼーションというダイナミクスがあるがゆえに、国内問題も国際舞台での位置づけとして捉えて対処することが必然で、そこに向けられるべきだと思う。
ここにグローバリゼーションと国力高揚のローカリゼーション戦略とが交差する政策ポイントがあるのではないだろうか。とにかく公明党頼みの自民党にはもはやローカリゼーションに立ち向かう力は無い。根本的に政治感覚が鈍っている。公明党の票数頼みの自民党の柔和な絆しにだまされたらもはや後戻りは出来ない。しっかりと本質から目をそらしてはならない。今動く時だ。

0 件のコメント:
コメントを投稿